「応用編」とはいささか大げさかも知れませんが、今回は4Cリフィルでミニ3色ボールペンを作る方法です。この方法は、私がオリジナルという訳ではなく、以前、宇田川一美さんから教えていただいたアイディアです。

マークシートに1.3mm。細身の新顔がデビューです。

ぺんてる「MARK SHEET SHARP」 AM13とAM113

ぺんてるの新しいマークシートセットを買おうと思ったら、ちょっと違うのを見かけたのです。

ぺんてる「Ain STEIN 3個パック Caplet付き」パッケージ

以前「文房具の魅力」(別冊「暮しの設計」No. 14 、中央公論社、1985年)というムック本を読んでいたら、作家の村松友視氏がKreuzerというメーカーの細いサインペンリフィルを、何も入れずにそのまま原稿執筆で使っているという記事を見つけました。村松氏はさらに3本の指にバンドエイドを巻いて指への負担を軽くしているとのこと。指にいわば使い捨てのグリップをつけるというのもユニークです。

これを読んで、リフィルは本体の軸なしでもそれ自体で筆記具になりうるということに気が付きました。前に書いたBOXYの「ボールペン付き」シャープもその発想と言えるでしょう。

boxymulti01

文房具店で何とはなしに買ったBOXYのシャープペンシル。形がユニークだなぁと思ってはいたのですが、特に使うこともなく収集箱の中に入れたままでした。