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太い六角軸が特徴的なドイツWörther社(ワルサー/ヴェルター)のシャープペンシルです。このデザインでは、「Shorty」の3mm芯ホルダーをよく見かけるかと思います。「Compact」は日本国内だと5.6mm芯ホルダーが手に入るようで、また、以前は万年筆が売られていたところもあるようですが、シャープペンシルは日本では売られていないようです。私はWörtherのショッピングサイト(ドイツ)で購入しました。

CompactShortyよりも若干長く全長13cmですが、それでも短軸の部類に入るでしょう。重量は約27gで、シャープペンシルとしては重い方です。とはいえ、感覚としては、金属の質感を感じる重さではありますが、軸が短いためか、実際の重量ほどは重くないように感じられます。書き心地ですが、太軸の筆記具といえば丸軸がほとんどで、このような六角軸は他にはまずないので、慣れないという点では使いづらいかもしれません。また、書き方によっては、クリップの角が結構手に引っかかります。はっきり言ってしまうと「書きにくい」のですが、かといって、このデザインに書きやすさの配慮が加えられたら、どこか台無しになってしまうように思います。もしこの筆記具の角に丸みがあったら、野暮ったくなって、欲しいとも思わなくなるでしょう。それになんだかんだ言って、時々使いたくなるんですよね。何とかこの筆記具に適応できれば良いのですが

compact02

中はシュミットのDSM2006という、ボールペンリフィルと入れ替え可能(コンパーチブル)なペンに使われるシャープユニットが使われています。Wörther Compactに入っているユニットは0.5mmですが、私は0.7mmをメインに使うので、0.7mmのシャープユニットと交換してみました(この0.7mmのユニットも、国内では手に入らないようです)。

compact03

なお余った0.5mmのユニットは、他のボールペンの中身と入れ替えられないかと思い、ラミーのnotoで試してみたら、うまくシャープペンシルになりました(要調整)。この「LAMY noto改造シャープペンシル」については、この発想に基いた形で、もう少し手に入れやすい材料と簡単な作り方を見つけたので、また別のところでまとめたいと思います。

 

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