製図用シャープペンや芯ホルダーが好きな私としては、現在主流となっているボールペンのデザインが、低価格帯・高級品に関わらずどうも好きになれません。低価格帯はラバーグリップで透明な軸、高級品は「大人向け」の丸みがかった重たい感じの軸がそれぞれ苦手なのです。そこでボールペンについても、どこか直線的でソリッドな「製図用」っぽいデザインが欲しくなります。

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これは最近見つけた、今はなきフジコロナのボールペンです。フジコロナの製図用シャープと同じデザインで、グリップの溝が美しい金属軸です。この中には、三菱のボールペンリフィル「S-7L」が入っていました。これは「MITSU-BISHI 証券細字用 No. 460」に入っている同じリフィルです。そこで例のごとくいろいろ試してみると、太めのアクロボールやSurariは入らないのですが、従来の細いリフィルなら大丈夫でした。そうするとここは、どうしてもこれを入れてみたくなります。

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やはり「製図用」には、ニードルポイントの先端が似合いますね。ここが円錐のチップだと、どうも野暮ったい感じがしてきます(あくまで個人の感想です…)。

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ちょっと前に廃番になった、ぺんてるグラフギア1000のボールペン。グラフギア1000については、シャープペンシルよりもボールペンのほうが作りがしっかりしています。重さは26gとやや重めです。シャープペンシル同様クリップを上げると先端が引っ込む仕組みですが、ここのクリップに引っ掛かって先端が潜らないよう止めているパーツは、シャープペンシルでは樹脂パーツなのに対し、ボールペンでは金属が使われています。これがおもりになっているため、重心は後ろ寄りになってしまい、多少書きにくいかもしれません。先端はニードルポイントが採用されており、このあたりはよく分かっている(?)ようです。ちなみに中のリフィル(BTLN-5/7)は、2015年7月現在ぺんてるのサイトにも載っていますが、他に適合商品がない状態なので、もしかしたらなくなるのも時間の問題かもしれません。その場合、オートのNo. 805/7NPが代わりに使えるようです。

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これは(手に入りにくいのですが)現行品のオート・ニードルポイントNBP-507Rです。金属軸でこの前重心ローレットグリップ(シリコンリング付き)、いかにもオートの製図用シャープにありそうなデザインのボールペンです。ニードルポイントはこれじゃないと…というのもちゃんと心得ている口金の形状も素敵です。これで本体価格500円というのもオートらしく良心的ですね。金属軸ですが、重さは17gと標準的です。

ちなみに「製図用」な現行品では、他にロットリングのRapidボールペンがありますが、かなり重く(52g!)結構な値段(本体価格3,800円)なので、買うのにはどうも躊躇ってしまいます。どうもこれは使いこなせる自信がないですね…(^_^;)

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