はじめまして。古い文房具を集めているaltと申します。

ジャンルは事務用品全般、時代はどちらかというと戦前戦後あたりが好みです。

ブログもやっていますが、大阪から九州に引っ越してからというものの更新がおざなりになっているのでこれからぽちぽち集めたものの照会ができればと思っています。

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集めているなかでも紙ものや画材用品が好きで、そのパッケージデザインも収集において大きなポイントを占めています。

画材用品(特に絵具)は古いものだと割と箱のみで発見されることも多いので、今回は中身の入ったものの紹介です。

 この「たいざん」という商品名?ですが、中国の泰山という有名な山のようです。

商品のモチーフで、その当時どんなものが「良いもの」と考えられていたかの一端が垣間見れるので面白いです。

 

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「インヂゴ」 「ビリヂアン」 「レモンエロー」

昔のカタカナ表記は見たら吹き出してしまうようなものがありますが、この中でもエローは初めてです。

敢えて「ヂ」を使ってみたくなるような字体。

 

絵具箱には、たまに違うメーカーのものも紛れ込んでいる場合があります。

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どちらもてのひらの真ん中にちょこんと乗る大きさです。「HANANOYA」とあります。出所不明。

以前は顔料も取るにも作るにも大変だっただろうに、昔の絵描きさん(このサイズだと学校の授業や趣味で描くことを目的とした人用かもしれませんが)はよほど苦労していたのでしょう。

私は芸術的才能はほぼありませんが、20世紀末周辺の西洋や日本の美術について昔から好きで調べていたので、そのころの絵具かな、と思いながら見ています。

 

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まるいちシリーズならこんな箱も(箱のみ)

絵具の色鮮やかさを表すモチーフとしてのクジャクでしょうか?

 

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まるいちシリーズは大阪の本山工業所(全国文具界大観 大正13年、昭和3年の資料より)で作られていたようです。

東成区中本や中道というと、森ノ宮駅や玉造駅の間で、その東側あたりのようです。

ここから東に続くエリアは、昔工業地帯でインクの製造工場も多かったようです。

(以前大阪に住んでいて、この資料の大阪のメーカーや問屋が現在のどこにあったか調べていたのでなんとなく分かります)

 

まるいちのマーク、マルの中に「1」、その周りにはSAFETYとあります。

高級とか安全とか、とにかくうちの商品が一番いいよ!というアピールがどこでもされていた時代。

今との違いや共通性を感じながら収集したものを眺めるのが醍醐味です。

コメント   

#1 isu 2014年11月09日 16:43
画像を見ると「エロー」は「ヱロー」みたいですね。
ヱビスビールの英語表記が「YEBISU BEER」となっているように、Yellowに対応した表記なのでしょう。
とはいえ、当時の人って、本当に「ヱ」をyeと発音してたんでしょうかね?絵の具も「ゑのぐ」でしたが、読みは「yenogu」だったのか…?

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