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- 投稿者: isu
- カテゴリ: シャープペン
- 公開日:2015年1月06日
輸入文具(おしゃれ系)の店に行くと、このシャープペンシルをよく見かけます。10角軸でどこかヴィンテージペンシルを思わせる、いかにも海外の筆記具のようなデザインです。上の2本は微妙に違っていて、左(上)のが以前売られていたもので、右(下)が現在売られているものです。左(上)は、アメリカのAutopointから出ていたPushdomeというシャープペンシルです。以前はAutopointのサイトにもあったのですが、現在はラインナップからは外れているようです。もしかしたら廃番かもしれません。そして右(下)なのですが、実はこれ、どこのメーカーのものか分からないのです。
全体的にPushdomeを意識していてほぼ似た形なので、一見すると、Autopointが仕様変更したようにも見えるのですが、クリップを見ると、現在売られている方(画像左)には、「POINT」と書かれています。Autopointは別に社名を「POINT」に変えたわけではないので、これは別メーカーの製品と思われます。そうするとこれ、結構いろいろ「怪しい」んじゃないかという気がします。しかしこれらの2本を比べてみると、まあ…怪しいことには変わりないのですが、実は「POINT」の方が、作りが良かったりします。
先端から軸の部分を比べると、Pushdome(左)の方はテーパーと軸とで別々の部品で構成されているのに対し、POINT(右)の方は一つの部品で構成されています。この部分、Pushdomeは概して加工が雑で(または合わない部品を使っているのか)、パーツの結合部分がズレていたり、接着剤がはみ出ていたり、ひどい場合は微妙にパーツの色が違っていたりすることもありました。当時、店頭にあるPushdomeの中から、きれいに結合しているのを探すのに一苦労した、というか、きれいな結合のものはなかった覚えがあります。その点では「POINT」の方はズレることがないので、仕上がりはPushdomeより良くなっています。その他の細かい点でも、加工に関しては、「POINT」の方がきれいに仕上がっているように思われます。
…それにしても、このAutopointとPOINTとの関係が気になりますね。
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