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ドイツのManufactumで購入したシャープペンシルです。Manufactumは、日本でいえば無印良品あたりをちょっと高級にした感じの店で、必ずしもノーブランド商品や自社商品ばかりではないのですが、このシャープペンシルはManufactumオリジナルのようです。Druckbleistiftというのは、押し出す鉛筆、つまり、シャープペンシルで、Messingというのは真鍮のことです。塗装のない真鍮軸というのが珍しくて良さそうなので購入してみました。ただ、届いた時点では袋に入っていて、こんな感じで新しい5円玉のように変にピカピカした、どこかチープな感じでした。

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ところが、表面に保護膜のようなものが塗装されていなかったこともあり、1週間ほど持ち歩いただけでたちまち酸化でくすんできて、かなり曇った状態になりました。グリップ部分は空気に触れる面積が大きいこともあって、軸よりも色が濃くなっています。最初のうちは軸をピカールとかみがきクロスとかで磨いたほうがいいのかも思ったのですが、このまま放っておけば、これも「味」になってくるだろうと思い、そのままにしています。これが全体的にもう少し暗くくすんでくると良い感じになるかもしれません。

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軸は質感があって良いのですが、内部機構に関しては安っぽい機構なのが残念です。サイドのボタンを押して先端を引っ込める時も、どこか安っぽい音がします(サイドボタンで収納するタイプのダブルノックは、概してこんな感じなので、どうも好きになれません)。

この点では、以前Manufactumで出ていたこのダブルノックシャープのほうが内部機構の質感も良かったと思います。ちなみにこのシャープペンは、以前、今はなきフジコロナで発売されていたようです。この形で真鍮色のがあればなぁと思うのですが。

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