ぷっくりです。

Liquid Paper、Shake'n Squeeze

おなかぷっくり修正液といえばジレットのLiquid Paperを思い浮かべる方も多いでしょう。その愛らしいルックスから日本でもグッドデザイン賞も受賞しているそうです。一見不格好にも見えるこのおなかですが、出っ張ってると押したくなるのが世の常でありまして、軸を押して液を出すタイプの修正液の中でも何となく液が出てきやすいように感じるお得な存在でした。写真のLiquid Paperは小さいサイズの3.5mlで、海の向こうでは7mmの大きいサイズや1.3mlでどこかで見覚えのある形のノック式もあるとか…。古くからの伝統的な修正液と見せかけてジレットからペーパーメイト、サンフォード、ニューウェルラバーメイドと、時代の波にのまれつついろんなメーカーを渡り歩いてる苦労人なんですよ。

そんなおなかぷっくり修正液ワールドに登場した新顔がビックのShake'n SqueezeとMini Shake'n Squeezeだったりします。両側にふくらんだおなかと国産の修正液を思わせるようなごついキャップが印象的なこの2本。大きいShake'n Squeezeが容量8ml、小さいMini Shake'n Squeezeが容量4mlになります。

Liquid Paper、Shake'n Squeeze キャップを外して

Liquid Paperのニードル型のペン先に対抗したのか、Shake'n Squeezeはコーン型のペン先を採用しています。液が出やすいといいますか、ドバッと出るといいますか…ものによっても保存期間によっても差はあるような気はしますが、手元のはドバッと出る傾向でした。液が出やすいのはいいことなのですが、振らないで使うと薄い液がドバッと出てしまいがちなのが注意点です。振るとシャカシャカいい音が鳴るのはどちらも同じなので、食べる前に飲む!と言わんばかりに使う前に振るのがポイントなのかな…。

French Pop、Shake'n Squeeze、Liquid Paper 液比較

ぺんてるのFrench Pop修正液を交えてマルマンのMEMO PAD 方眼罫(MPS 680)の上に塗った後、拡大写真(約2.9倍)で比較してみました。同じ倍率とは思えないほどきめ細かいFrench Popに対し、Shake'n SqueezeやLiquid Paperはガタガタな面が目立ち、上からボールペンで書いてみてもやっぱりガタガタしてます。面のガタガタさを見てると修正テープを使いたくなってきますね…。ちょっと青っぽいのがサンフォード時代のLiquid Paperでしたが、新しいLiquid Paperではそれほど青さを感じませんでした。白さとしてはぺんてるFrench Popの光るような白さが目立つ感じで、Shake'n Squeeze、Liquid Paperはややおとなしめ。ガタガタ面は目立ちますが、修正跡が目立ちにくい修正液として利点が光る場面もあるのかもしれません。

インクの乗りに関してもわずかにぺんてるFrench Popに分があるかなというところ。ゲルインクボールペンで書いた後にティッシュでサッとこすってみたところではどれもイマイチな感じで、あまり修正液の上からインク系筆記具で文字を書くものじゃないなと思った次第です。書き間違えなければいい話なのですが、なかなかそういうわけにもいきませんよね…。

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