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文房具店で古い洋はさみを探している時にこのシルキーのはさみを見つけたのですが、何とはなしに手にとって刃を動かしてみたら、そのあまりにも滑らかなすり合わせ具合に驚いてしまいました。以降、普段使いはこのBS-170がメインとなっています。

このはさみはシルキーブランドのはさみでは最もお手頃のはさみなのですが、それでも同価格帯(1,000円前後)の他のはさみとは格段に違います。刃の形がどうとか言う前に、はさみは刃のすり合わせこそが重要であるということもこのはさみで知りました(その点で「刃物あそび」の記事は大いに共感できます)。なお、このBS-170は全長170mmで、同タイプで全長155mmのBS-155もあります。

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このBS-170、旧品(下)と現行品(上)とでは違いがあって、旧品ではカシメビスに「すりわり」(マイナス)があるのに対して、現行品では「すりわり」がなく、更に樹脂のリングが間に挟まれています。とはいえ、さほど使い倒したわけではありませんが、両者には特に違いがないように思われます。旧品のカシメビスもネジ式のように見えますが、これで調節できるようではないようです。ただ、樹脂リングがどれだけ耐久性があるか分からないのと、やっぱり見た目はこっちのほうがいいので、個人的な話ですが、刃物屋(シルキーは文房具店でほとんど見かけません)でこの旧タイプを見つけたら買うようにしています。ちなみに現行品の方は「スイートシルキー(BSP-170)」という名前で売られています。

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こちらはBS-170よりハイグレードなシルキーはさみです(画像はNBS-155、2,000円前後で売られています)。ステンレスの質もよく、ネジ式で調節もできます。もちろんこれも、シルキー独自といってもいい滑らかなすり合わせです。まあ、個人的には、どちらかというとBS-170の地味なデザインのほうが好きではあるのですが。

(シルキーのはさみについては、さらにもう一つ記事を書く予定です)

 

コメント   

#1 moonpaste 2014年10月04日 19:54
#2 isu 2014年10月04日 23:48

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